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韓国駐在員報告2016年3月 経済 2016年(平成28年)2月2日、農林水産物の生産者や加工業者、食品製造業者の販路開拓を支援する「ふじのくに総合食品開発展2016(グランシップ)」にて、静岡県フーズ・サイエンスセンター(以下FSC)と韓国国家食品クラスター「フードポリス」が、食品の研究開発や海外進出支援で業務協力する覚書を締結。締結式では、土屋優行静岡県副知事とイ・ヨング駐日韓国大使館農務官の立会いのもと、堀川知廣センター長およびチェ・ヒジョン支援センター長が覚書の署名を行った。韓国フードポリスは、360haの広大なエリアに、国立研究センター(食品機能性評価センター、品質安全センター、食品パッケージセンター)、パイロットプラント等を新設するとともに、韓国内外の食品メーカー150社、食品関係の研究機関10社を誘致するという巨大国家プロジェクトである。今後は、本県及び韓国双方の食品関連企業などの研究開発、海外展開推進が期待される。フードポリスは、これまでにオランダ、フランス、スウェーデン等の食品クラスターと業務締結しており、FSCは日本の覚書締結第1号となった。 |
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