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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2003年7月 その他
駐在員 : 橋本勝弘


シンガポール 魅力アップ!世界初の開通と世界一の計画発表

    シンガポールのインフラストラクチャーと言えば、空港、道路、鉄道網、情報通信など、様々な面で快適な生活を国民はもちろん、この地を訪れる旅行者にも提供している。
    そのインフラの一つMRT(地下鉄)に、本格的な地下鉄としては世界初となる運転手がいない自動運行のMRT(Mass Rapid Transit)北東線が6月20日に開通した。シンボルカラーはピンクで、乗車口をはじめ、関連するサイン全てをピンクに統一し、視覚でも各路線が見分けられるよう工夫されている。これまでの路線、南北線(統一カラー レッド)、東西線(統一カラー グリーン)に次ぐ3本目の路線として、約50億シンガポールドル(約3,400億円)を掛けて建設が進められていた。
    運行間隔は5分〜6.5分、運賃は大人で0.69〜1.69シンガポールドル(約50円〜約120円)となっている。
    実際、乗車してみると、運転席なるスペースはどこにも見当たらず、各車両に取り付けた2系統のテレビカメラにより、中央管制室から車両内の様子をモニターしているとのことである。静かにホームに入って来て、静かにホームから出て行った。シンガポールに新たな魅力が加わった。
    また、インフラ整備ではないが、6月27日、シンガポール観光庁が新しい観光の目玉として開発を決定した「ザ・シンガポール・フライヤー」プロジェクトが発表された。
    これは、大型劇場「エスプラネード」の近く、マリーナセンター地区(静岡県駐在員事務所がある地区の隣接地)で、三階建てのビルの上に高さが世界一となる巨大観覧車を造るというもので、完成予定は2005年末としている。観覧車は高さ170メートルで、イギリスの「ロンドン・アイ」を抜いて世界一となる。エアコン完備の25人乗りゴンドラの乗車時間は35分で、頂上からは45キロメートル四方を見渡すことができるとのこと。設計は黒川紀章氏が担当し、コンセプトは「緑との調和」で、ガーデンシティー・シンガポールのこだわりが窺える。もちろん、現在建設中のMRT環状線のミレニアム駅と連結するほか、マリーナベイ桟橋から発着する水上タクシーでもアクセスできる。
    シンガポールの魅力アップは今後も続く。


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