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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2009年4月 経済
駐在員 : 長谷川 卓


シンガポール・・・経済回復には少なくとも2、3年が必要

 シンガポール建国の父であるリー・クアンユー顧問相は、国立シンガポール大学卒業式において、「シンガポール経済が、(昨年9月に始まった金融危機以前の)元の状態に回復するには少なくとも2、3年は要するだろう。これは米国経済が来年中に回復することを前提にした場合の楽観的な予測であり、そうでなければ、5、6年は必要になるだろう。」との見通しを述べるとともに、「シンガポールには輸出以外には選択肢はない。我が国を今後も発展させるのは、米国、日本、中国、オーストラリア、ニュージーランドのような国々とのFTA(自由貿易協定)である。」、「シンガポールとアセアン諸国は結束を強め、市場統合を進めなければならない。さもなければ、世界市場から退場させられることになるだろう。」と今後のシンガポールのあり方にも言及した。会終了後、実体経済の回復は二つのシナリオの中間になる可能性があるとも述べた。
 リー顧問相のこうした発言は、新たなMRT(地下鉄)路線やカジノなど大規模建設工事が続き、一見して金融危機の影響を受けていないように見える同国における国民の楽観的な観測を引き締める意味でのものと思われる。
※参照記事:3月21日ストレイツタイムズ紙朝刊


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