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韓国駐在員報告2015年10月 社会・時事 韓国人が1日にスマートフォンを使用する時間は平均2時間23分で、1日の食事の時間(1時間56分、2014年統計庁調査)よりも長いことが分かった。韓国の最大手広告代理店である第一企画傘下のビッグデータ分析機関、第一DNAセンターは2015年9月22日、韓国全土のスマートフォンユーザー4,442人を対象に8月14日から9月13日の1か月間、7万個余りのアプリケーション(アプリ)の使用ログ約2億件を分析した結果を発表した。それによると、韓国のスマートフォンユーザーはどちらかといえば他人とのコミュニケーションよりも一人で楽しむことに、より多くの時間を割く傾向にあるようで、ゲーム、動画、音楽、ウェブ漫画などの利用時間は1日平均52分(36.7%)で、チャット、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などコミュニケーションアプリの利用時間(50分、35.6%)をやや上回った。また、年齢が上がるほど利用時間は短く、10代が1日平均2時間50分で最も長く、50代以上は1時間28分だった。利用時間が最も長いアプリの種類を年齢層別に見ると、10代はエンターテインメント、20代はチャット、30代はゲーム、40代は生活情報・ニュースなどの情報検索だった。また、ゲームの利用時間は30代が平均40分と最も長く、次いで20代(32分)、10代(27分)の順だった。ちなみに、日本人のスマホ使用時間は1日平均2時間3分(2014年ジャストシステム調査:n=1,100人)という非公式な数字もある。 |
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