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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 中国駐在員報告

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中国駐在員報告

2020年12月 経済
駐在員 : 浅原 敏治


11月5日から10日まで、第3回中国国際輸入博覧会が上海市虹橋商務区の国会会展中心で開催された。来場者は事前登録し、かつ、来場前7日以内の検査陰性証明書保持者のみに限定され、さらに海外からの来場者は、入国後14日間の隔離措置が必要とされるなど、新型コロナウイルスに対する厳重な警戒態勢の中で行われた。展示品も事前に消毒措置等を行うことから、実物を展示せず、パネルやディスプレイで商品を紹介しているブースも見受けられた。今回の博覧会では、約2800社の企業が出展し、来場登録者数は約40万人であった。
通常なら企業の社員が展示品を来場者(バイヤー)に説明し、商談が行われるのであるが、コロナ禍で海外からの入国が難しい中、オンラインで商談を行うスタイルで進められた。ただ、商談をしている来場者の姿はあまり見られず、企業の連絡先をメモしている方が多く目についた。こうした中、静岡県からは水産会社、製菓会社のほか、中国への輸出を目指している企業の商品(はちみつ、調味料、粉末飲料等)が出展された。本県のブースは実物が展示され、多くの来場者が商品を手に取って興味深く確認していた。商品の説明も中国のパートナー会社の社員等が行い、当事務所職員も商品説明のサポートや静岡県の紹介を行った。
輸入博の事務局である中国国際輸入博覧局の孫成海副局長は10日の会見で、今回の輸入博での成約額は726億2,000万米ドル(約7兆6,300億円)となり、前年と比べて2.1%増加したと発表した。孫氏は「世界で新型コロナウイルスの感染拡大は収まっていないが、各方面での提携意欲は衰えていない。今回の輸入博は新型コロナの感染対策が日常化する中で開催された中国最大規模の商談会イベントとして、中国の感染対策や経済・社会的発展における大きな成果を示した」と語った。
 中国市場の開放、経済のグローバル化の推進を目的とした輸入博覧会は、コロナ禍でもこのように成果を出した。


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