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東南アジア駐在員報告

2002年3月 社会・時事
駐在員 : 岩城 徹雄


    ・シンガポール、スカーフ着用のイスラム教徒小学生停学処分に
    シンガポールの国立小学校に通うイスラム教徒の小学生4人が、イスラム教徒がかぶる頭髪を覆うスカーフ(トゥドゥン)を着用して登校しているとして政府から警告を受け、このうち2人が2月4日に停学処分となり、2人は保護者が登校させないこととなった。
    シンガポールでは、校則で定められた制服を着用することになっているが、トゥドゥンは制服に含まれない、というのが政府見解。教育省では、学校は調和や統一という価値観を教える場であり、同じ制服を着ることで生徒間に連帯意識が育まれる、としている。この措置に対し、隣国マレーシアではジョホール州の教育省が4人の児童の受入を表明している。
    テレビのニュース番組では、警告後もトゥドゥンを着用して登校を続ける生徒の様子や関係者のインタビューが連日報道され、大きな話題となった。昨年9月のニューヨークでのテロ事件以降、民族間の協調、統一を図る行事などで国民に団結を訴えてきた政府の姿勢は、国民の間でも支持されているようである。政府系の英字紙が行った電話による意識調査では、約8割が停学処分を支持、イスラム系でも72%が支持すると答えた。


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