東南アジア駐在員報告
2013年6月 経済
駐在員 : 長谷川卓
5月2日〜4日、ミャンマーの首都ヤンゴンへ出張した。昨年9月に静岡県ビジネスミッション(ミャンマー)に随行して以来の訪問となった。
半年ぶりのヤンゴン市内は、新築又は建築途中の中・高層ビルが増え、イギリス統治時代から残る古い建築物も改装されたものが多くなっていた。また、市内を走る自動車の数も格段に増えた。相変わらず乗用車のほとんどは日本製だが、年式が2000年代の高年式の中古車の数が増えていた。
携帯電話事情も改善され、日本国内の大手携帯電話会社3社はローミングサービスを開始しているが、通話料金がかなり割高である。
今回は、ヤンゴン市内で新たに事業を開始した静岡県企業の現地法人と静岡県立大学大学院を修了したミャンマー人元留学生が経営する会社を訪問した。いずれも日系企業向けの事業立上げ支援業務と日本語学校運営を主体とした事業内容である。
実際には、半年前と変わらず、工業団地、電力、水などのインフラ整備が進んでいないため、縫製業など電力をあまり必要としない、労働集約的製造業以外の製造業の進出は、難しい状況に変わりはなかったが、新たな市場を求める日系企業の進出ラッシュが続いている。
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