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中国駐在員報告

1999年6月 行政
駐在員 : 今村 理一郎


    ・発泡スチロール容器回収システム整備へ
     中国では、お弁当を持って出勤する人は、ほとんどいない。(最近は事務所に電子レンジがあるのか、小さな弁当箱を持った若い女性を見ることがあるが極めて少数派。)昼食時になると、街のあちこちで発泡スチロール製の容器に御飯とその上に2〜3種類のおかずを乗せた弁当が売られている。
     上海市と江蘇省、浙江省の3地域の合計では、毎月1億5,000万個の発泡スチロール容器が生産され、廃棄されているというから驚きである。このため、発泡スチロール容器の破片が街の中の至る所に飛散しているばかりでなく、上海市郊外の岸辺では、スチロール容器のごみが大量に散乱している光景をよく見かける。
     このたび、上海市、江蘇省、浙江省の発泡スチロール容器業界の責任者が協議した結果、6月1日から容器1個当り1分(1元の100分の1、約0.15円)を徴収して基金を設置、早期に回収再生利用システムを整備することで合意した。試算では、毎月約200万元(約3,000万円)が基金に集まり、4か月で大型回収センター1か所の整備に必要な資金が確保できる見込みである。
     計画が予定どおり進行するかは今後の取り組み次第であるが、環境保全、資源の有効利用の必要性に対する認識が高まりつつあることは事実である。


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