韓国駐在員報告



2011年7月 その他
駐在員 : 掛沢 孝寿


    毎日経済新聞によると、釜山市海雲台に釜山以外の地域からの韓国人観光客や外国人観光客が多数訪れ、にぎわいをみせている。交通インフラの向上や、新たな観光スポットの誕生などが理由だ。
    海雲台周辺は最近、再開発が進められており、大規模の新世界百貨店センタムシティー店や、6カ所の特・一級ホテル、さまざまな展示会やイベントが開催される釜山コンベンションセンター(BEXCO)、近隣にはゴルフリゾート施設があるなど、新・観光スポットとして注目されている。昨年、同百貨店には 1,700万人が訪れ、そのうち30%の510万人は釜山外から訪問した客だったという。日本人や中国人観光客によるショッピングも増えている。
    また、釜山パラダイスホテル関係者によると、最近、ソウルや首都圏から金曜日に釜山を訪問し週末を過ごすケースが増えているといい、8月15日までの土曜日の予約率が90%を超えた。
    2006年に新大邱釜山高速道路、2008年に釜山〜蔚山高速道路の開通で釜山郊外からの観光客が増えたほか、昨年末には京釜高速鉄道(KTX)の2期区間(東大邱〜釜山)の専用軌道が開通したことで、首都圏からの観光客も増加した。交通インフラが格段に向上し、訪問しやすくなったことが観光客増加の要因とみられる。
    一方、外国人観光客もショッピングや医療観光などの目的で訪問者が増えている。海雲台白病院の昨年の外国人外来患者は2,902人で、入院患者は127人だった。これまで37カ国・地域の外国人が診察を受け、特に最近、は外国人が1カ月で500人程度訪れたこともあったという。
    また、マンションなどの不動産購入を目的に訪れるケースもあるという。

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