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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2003年7月 政治
駐在員 : 橋本勝弘


ASEAN東南アジア諸国連合外相会議で「経済共同体」構想採択とスー・チー氏解放要求

    カンボジアの首都プノンペンにおいて、6月16日から19日まで東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議を中心に、ASEANプラス3会議(日本、中国、韓国)、ASEAN地域フォーラム、拡大外相会議と一連の国際会議が開催された。
    外相会議では、ミャンマー情勢、北朝鮮の核問題、テロ取締りなどが焦点となり、内政不干渉を原則とするASEANが、ミャンマーの民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チー氏が軍事政権に拘束されているとする問題に、どこまで踏み込んだ声明を出せるかにマスコミの関心も集まった。
    17日の共同声明では、1993年にスタートした「ASEAN自由貿易地域(AFTA)」によるモノやサービス分野の開放から、さらに深化した、ヒトやマネーの動きも自由化する「ASEAN経済共同体(AEC)」構想の推進が採択され、ASEAN域内における経済統合が新たな段階に進むこととなった。
    また、政治・安全保障面での結束強化を図るため、インドネシア政府から提案された「ASEAN安全保障共同体(ASC)」構想では、テロ組織の活動等についての情報交換の緊密化、国防当局の定期会合開催などが議論された。
    注目のミャンマー民主化問題はミャンマーの内政問題との立場を維持しながらも、ASEAN全体の対外イメージにかかわる問題として、一歩踏み出してアウン・サン・スー・チー氏の早期解放を求めた。
    孤立を深めるASEAN加盟国ミャンマーの行方は軍事政権のみが知る。


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