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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2022年10月 社会・時事
駐在員 : 竹田 敏彦


 フォーブス誌が2022年のシンガポール富豪ランキングを発表した。1位は医療機器メーカー創業者Li Xiting氏(資産総額156億米ドル)、2位はシンガポール最大の土地開発企業Far East Organizationのオーナー兄弟Robert and Philip Ng氏(152億米ドル)、3位は日本ペイントの主要株主Goh Cheng Liang氏(130億米ドル)、4位はFacebook共同創業者のベンチャーキャピタリストEduardo Saverin氏(96億米ドル)、5位は不動産会社社長Kwek Leng Beng氏とその家族(93億米ドル)。上位10人のうち8人は昨年度と同じ顔ぶれ。しかし、11位以下を比べてみると産業の栄枯盛衰が見えてくる。昨年度との大きな違いは、ECサイトShopee等を運営するSeaやスーパーアプリのGrabといった注目企業関係者の順位が急落したことだ。
 一方、同紙が発表している2022年の日本の富豪上位5人は次のとおり。1位はユニクロの柳井正氏(236億米ドル)、2位はキーエンスの滝崎武光氏(216億米ドル)、3位はソフトバンクの孫正義氏(211億米ドル)、4位はサントリーの佐治信忠氏(93億米ドル)、5位はユニ・チャームの高原豪久氏(64億米ドル)。
 両国を比べると上位3位までは日本側の資産総額が勝っているものの、4位以下はシンガポールが逆転している。日本と比べ圧倒的に国土面積が小さく人口も少ないシンガポールにこれだけの大富豪が集中して生活しているのが興味深い。


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