韓国駐在員報告
2017年10月 社会・時事 駐在員 : 小関克也
日本と韓国が民間レベルでの交流を深める恒例イベント「日韓交流おまつり2017 in Seoul」が9月24日、ソウル市内の総合展示場「COEX」で開催された。このイベントは両国の国交正常化40周年を記念して2005年に始まったもので、今年が13回目となった。
韓国に進出している日系企業や、同国との交流が深い自治体等がブースを設け、それぞれの企業・自治体の紹介や折り紙などによる日本文化の紹介、名産品の試飲・試食等を行った。
幣所においても、観光紹介をメインにしたブースを設け、FACEBOOKやインスタグラム等を活用したSNSイベント(注)や富士山の着ぐるみ撮影会、最近韓国で販売が始まった静岡産チューブわさびの試食等を通じて、韓国の方々に「静岡県」をアピールした。
また、静岡⇔ソウル(仁川)便を就航している航空会社エアソウルも出展し、本県や長崎県等、就航自治体のブースを廻るスタンプラリーを実施した。ラリーは大人気で、スタンプを押すことにより、静岡とソウルが直行便で結ばれていることを新たに認識した人も多かったようである。
主催者発表によると、会場には約6万人が来場。知日派で知られる李洛淵(イ・ナギョン)首相も訪れた。
日韓関係は色々と難しいところがあるが、会場は笑顔であふれていた。今後も、このようなイベントへの出展を通じて、日本と韓国、静岡県と韓国の相互理解を深めていきたい。
(注)SNS(ソーシャルネットワークサービス)イベント
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