台湾駐在員報告
2019年7月 経済
駐在員 ： 内藤 晴仁
台湾最大規模の食品見本市「フードタイペイ2019」が台北市内の２箇所（世界貿易センター（以下「世貿」という。）、南港展覧館）で開催された。県内からは20の企業、団体が出展し、台湾企業との商談や県産品ＰＲ等が行われた。
世貿会場では、集客力があるジャパンパビリオン（JETROブース）内に県、静岡市、浜松市、県防災用品普及促進協議会、民間企業等が出展、これを県通商エキスパートがサポートする一体的な支援体制を整え、県内企業の商談や県産品ＰＲを行った。
南港会場では、台湾の大手外食企業をパートナーとし、ブース出展と商談会参加を柱に据え、現地メディア向けの記者発表やステージイベントの実施、台湾人向け料理教室の開催等、大手企業の資源をフルに活用し、イベントとブース出展による多角的な展開を行った。
当事務所では、フードタイペイ2019の全体支援を現地で行ったほか、出展者の意向に沿った現地企業への訪問や、地元政府機関、飲食店・レストランとの意見交換会等を企画し実行した。
フードタイペイへ出展する県内企業は年々増加しており、フードタイペイをきっかけに台湾へ進出したり、台湾企業と新たにビジネスを進める県内企業も見受けられる。
こうした企業をひとつでも増やしていくため、事後フォローをはじめとした丁寧な県内企業サポートを心がけていきたい。
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