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台湾駐在員報告

2018年6月 経済
駐在員 : 宮崎 悌三


台湾の交通部観光局(観光庁に相当)は、台湾の地方を平日に訪れる20人以上の団体ツアー客に対する助成を発表し、即日実行に移した。
補助の対象となる地域は、高雄市、台南市、屏東県、澎湖県、台東県で、澎湖県以外は、6月末まで、1団体につき最大3万元(約11万円)を助成する。離島の澎湖県は、「世界で最も美しい湾クラブ」の総会が開かれる10月から11月15日まで、飛行機での移動を考慮して1団体につき最大5万元(約18.5万円)を助成する。
これに対して、不満の声を上げたのは、助成対象とならなかった地域である。特に、阿里山森林鉄路があり、今年のランタンフェスティバルのメイン会場となった嘉義県や、日月潭など国際的に著名な観光地を抱える南投県などは、不公平感をつのらせた。
中台関係の冷え込みで、中国大陸からの観光客が激減したこと、台湾から海外へ旅行する者にとって、格安航空会社の就航増で、海外へ低価格で渡航しやすくなったことなどが、台湾の地域の観光業に打撃を与えていることが、原因として考えられる。
観光局の助成は、助成に総額4,000万元(約1億4,800万円)を見込んで予算を計上しているが、観光業の元気回復にはしばらく時間が掛かりそうである。


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