• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

ここから本文です。


東南アジア駐在員報告

2002年9月 政治
駐在員 : 岩城 徹雄


インドネシア、大統領直接選挙制へ

    インドネシアの国権の最高機関とされる国民協議会(MPR)の年次総会が8月11日に終了し、正副大統領の直接選挙制導入などの憲法改正が承認された。
    注目の正副大統領の選挙については、これまではMPRでの選挙であったものを、政党が示す正副大統領の組合わせを国民の直接投票で選ぶ方式に改められ、2004年から実施されることとなった。しかし、今回のMPR総会では新たに「憲法改正審議委員会」を設置し引き続き改正内容の詳細の審議を継続することも決まったため、実際に2004年からの直接選挙制導入を危ぶむ声も出ている。9月からMPRの作業部会がこの委員会発足に向けての作業に入るが、構成員を学識経験者のみとするか政治家も含めるかなど、枠組みや人選でもめることも予想される。
    この他、今回のMPR総会では、MPR自体の構成を国会と地方代議員のみに改めること、弾劾裁判のための憲法裁判所の設置、初等教育の義務化、教育予算を国家予算の20%以上とすることなどが決められた。また、イスラム教徒へのイスラム法の適用については反対多数で見送られた。
    MPRのライス議長は、1999年から続いてきた憲法改正に関する審議が終了したことについて、1945年憲法より完全に近いものなったと大きな評価を表明している。


    日付別一覧  地域別一覧  分野別一覧

お問い合わせ

知事直轄組織地域外交局地域外交課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3066

ファックス番号:054-254-2542

メール:kokusai@pref.shizuoka.lg.jp