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中国駐在員報告

2014年12月 社会・時事
駐在員 : 井口真彦


11月26日、北京にあるCRI中国国際放送局で、「CRIインタビュー」という番組の収録を行った。同放送局は、中国唯一の国家国際放送局である中国国際広播電台が、中国の共通語(普通話)及び4つの方言、38の外国語を用いて、北京から約200ヶ国に向けて放送を行っている。
 40年ほど前、私が中学生の頃、外国の短波放送を聞くことが流行ったことがあり、私もオーストラリアやエクアドルの有名な放送局の番組を夢中で聞き、ベリカードと呼ばれる絵葉書(放送局が放送をしたことを聴取者に証明する受信確認証)を集めていたが、その頃の人気放送局の一つが北京放送だった。私にとってその頃の中国は、情報が入らない分、神秘的な国であり、他の局より強力な電波で送られてくる日本語放送に不思議な気分で耳を傾けていたものだが、CRI中国国際放送局は、その北京放送が改名したものであった。日本語放送は、建国以前の1941年から放送しているとのことである。
 自治体国際化協会(CLAIR)を通じて出演の依頼があり、天皇誕生日祝賀レセプション参加のため北京へ出張するのに合わせて時間を作り、出演することを決めた。CLAIR担当者に出演承諾のメールを出すと、程なくCRI日本語部のアナウンサーTさんからメールが来た。Tさんは、沼津市出身、静岡大学卒業。SBSラジオや沼津のコミュニティFMなどで静岡県や富士山静岡空港をPRする番組を担当されたこともあるとのこと。同い年であることもわかり意気投合し、収録前々日にはTさんが北京在住の静岡所縁の方を集めた小さな県人会も開催していただき、静岡の話で盛り上がった。
 番組は、実質37分と長丁場。事前に県の観光や産業、中国との友好交流に関する資料をCRI側に提供し、CRI側が局の視点で私に対する質問を作成するという手順であった。
 質問が戻ってきたのは、北京出張に出発する前日の夜であったため、夜遅くまで準備をした資料を手に、収録に臨んだ。
 番組は、中国人アナウンサーのWさんの司会で、Tさんが補佐しながらゲストの私と3人で進める形。WさんとTさんは経験も豊富なベテランアナウンサーであり、その軽快な口調に乗せられ、私も意外にスムーズに話が出来た。録音なので、実質37分間でも、3、4時間でも構わないと言われていたが、実際は1時間ちょっとで終了。ただ、収録前には長いと感じていたが、あっという間に終わってしまい、用意した情報の半分も話せなかった。
 主なターゲットとしているリスナーは、日本語を学ぶ学生など、日本に興味を持つ中国人。番組が事前に中国版ツィッター「微博」で募集した質問に答えたりしながら、静岡はどんなところか、静岡の魅力、静岡と中国との関わりなどについて、通り一遍の宣伝ではなく、個人的な経験や趣味なども交え、工夫して話したつもりである。多くの中国人に静岡の魅力が伝われば幸甚である。(参考)放送は12月30日。ネットでの聴取も可能。


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