韓国駐在員報告
2016年11月 社会・時事 駐在員 : 松村昭宏
韓国インターネットサービス大手NAVER(ネイバー)の日本法人、LINE(東京・渋谷)が運営する無料対話アプリ「LINE」が、韓国でマグニチュード2.0以上の地震が発生した場合に公式アカウント「LINE災害速報」で緊急メッセージを発信するサービスを開始した。
これは気象情報を提供する「ウェザーニュース」と提携したサービスで、このアカウントを追加すれば、韓国での地震発生後、遅くとも5分以内に地震の規模、発生時刻、震源などの通知を受けられる。
LINEの運営関係者は、地震などの自然災害が起きたときに一番必要なのは正確な情報、知人らとのコミュニケーション手段だとし、「LINEがそうした必要性を満たす頼もしいコミュニケーション手段になれるようにしたい」と話している。
韓国では今年9月12日に南東部の慶州市で、内陸部では観測史上最大規模となるマグニチュード5.8の地震が発生しその後も余震が相次いだが、当局からの緊急メール発信の遅れが批判されていた。
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