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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2015年4月 社会・時事
駐在員 : 芦澤裕之


平成27年2月27日、タイ旅行博(TITF)で併催された訪日旅行セミナー・商談会に参加した。

2014年のタイからの訪日旅行者は65万8千人で、前年比45.0%増と急速に伸びている。

タイ国籍者の県内宿泊者数も、2014年は55,320人で、前年比34.4%増となっている。国・地域別ランキングを見ると、全国ではタイ国籍者の宿泊者数は第6位であるのに比べて、本県では中国、台湾に次ぐ第3位となっている。

県では、タイを重点市場と位置付け、旅行会社へのセールスコールや、旅行博への出展、旅行会社・メディアを県内に招待するファムトリップの実施によるツアー造成等の誘客活動を進めている。26年度からは現地観光連絡員を設置して、より積極的・機動的な活動を進めているところである。

県は、今回のタイ旅行博に、富士箱根伊豆国際観光テーマ地区の一員としてブース出展し、旅行会社を対象とした併催セミナー・商談会には静岡県として参加した。
我々がブース出展した日本(JNTO)ブースは、メイン会場の3〜4割の面積を占め、旅行会社ブースも、日系のHIS、JTBがメイン会場内に巨大ブースを出展し、タイにおける訪日市場の存在の大きさを改めて印象付けた。

私が参加した27日は、タイの給料日だったこともあり、夕方以降、多数の来場者が見られた。5日間の来場者は43万人、売上高は8億バーツ(約30億円)と発表されている。
後日、旅行会社等の関係者にお話を伺ったところ、今回の旅行博では、FIT(個人旅行)化の進展が際立っていた、とのことだった。パッケージツアーよりもJRパスやテーマパークのチケットが売れ、旅行者の関心は「JRでいかに日本を旅するか」に移っているそうだ。また、以前はパッケージツアーを経験した者が、2回目以降に個人旅行をしていたが、今は1回目から個人旅行で旅行する「いきなりFIT」が増えているという。

当事務所では、こうした状況を県内市町の観光担当課や観光協会、観光施設に情報提供するとともに、受入態勢の整備やPRコンテンツの作成、PR方法の工夫など、タイからのFIT客を獲得するための取組を、関係者と連携して進めて行きたいと考えている。


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