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韓国駐在員報告

2018年2月 経済
駐在員 : 小関克也


 為替相場においてウォン高の状況が続いている。昨年9月8日には、対円相場で1円=10.49ウォンだったものが、今年の1月7日には1円=9.38ウォンと10%以上上昇している。1月30日現在では1円=9.82ウォンと少し円高に振れたものの、全般的にはウォン高の状態が続いている。
日本人観光客にとって、昨夏であれば1万円で103,000ウォンぐらいに両替できたものが、最近では95,000ウォンを切ることもあるのだから、大幅な目減りである。
もちろん、輸出産業がメインの韓国経済にとっても、最近の急激なウォン高は頭の痛い問題で、新聞の社説等でも韓国経済と企業の輸出競争力に大きな負担を与えているという指摘がされており、経済専門家の間では1997年のような通貨危機が再発しかねないという警告まで出始めた。
ウォン高となった原因は、「半導体やディスプレーなど一部産業の輸出好況」、「世界経済の好調による安全資産選好心理」、「韓米日主要国通貨政策の差」、「米国のドル安政策」などと分析されている。
北朝鮮の動きが世界的に注目されている中で、ウォンについては「安全資産」とみなす人が多いということは、「戦争は起こらない可能性が高い」と考えている人が多いともいえる。


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