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ホーム > 交流・まちづくり > 国際交流 > 地域外交課 > 海外駐在員報告 > 東南アジア駐在員報告

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東南アジア駐在員報告

2019年8月 経済
駐在員 : 福田 渉


アジアのスタートアップについて話題になると、もっぱらインドやシンガポールを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、今後はインドネシアも注目したほうが良いようだ。スタートアップランキング(https://www.startupranking.com/)の調べによれば、インドネシアのスタートアップ企業数は2,113社で、米国、インド、英国、カナダに次いで、5番目に位置しており、ASEANではトップである。また、ジェトロによれば、ASEANで創出されたユニコーン(評価額10億米ドル以上で非上場)企業の10社のうち4社がインドネシアの企業である。その4社とは、eコマースのトコペディア(Tokopedia)やブカラパック(Bukalapak)、旅行オンライン予約のトラベロカ(Tolaveloka)、そしてライドシェアサービスのゴジェック(GOJEK)である。
インドネシアの消費者はインフレや交通渋滞などに悩まされており、オンラインサービスは魅力的な代替手段となっている。eコマースは、700以上の島に散らばっているインドネシアの売り手と買い手を結ぶ有効な手段であり、現在、市場は世界でも例がないスピードで拡大している。マッキンゼーアンドカンパニーは、eコマースを含むデジタル経済は2025年までにインドネシアのGDPを年間1,500億ドル押し上げると見込んでいる。当然、日本企業も勢いを増すインドネシアのスタートアップ企業と提携などを進める動きを活発している。7月、三菱自動車はGOJEKと提携し、三菱商事と共同出資を行ったと発表した。また、同月、JR西日本はトラベロカと提携を結び、同社のスマートフォンアプリでJRウエストレールウエイパスを購入することが可能になった。今後もインドネシアのスタートアップ企業の動向に目を離せない。


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