台湾駐在員報告
2021年1月 社会・時事 駐在員 : 宮崎 悌三
2020年の台湾の世相を代表する漢字に「疫」が選ばれた。
2020年で13年目を迎えるこの活動は、台湾現地四大紙の1つである聯合報と、中国信託文教基金会が共催で実施しており、有識者が予め選んだ漢字のうち、一般からの得票数が最も多いものがその年の漢字となる。
過去には、乱(2008年)、盼(2009年。望むの意)、淡(2010年)、讃(2011年)、憂(2012年)、假(2013年。偽物の意)、黒(2014年)、換(2015年)、苦(2016年)、茫(2017年)、翻(2018年)、乱(2019年)が選ばれており、それぞれ当時の世相がうかがえる。
2020年の「疫」は、新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受けて、投票総数の3分の1の票を獲得したという。
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