韓国駐在員報告
2017年12月 社会・時事 駐在員 : 小関克也
11月24日、済州島のホテルにおいて、済州総領事館主催の天皇誕生日レセプションが開催された。この催しは今上天皇の誕生日付近に、世界各地の日本大使館、領事館の主催により開催されるもので、韓国では済州島を皮切りに12月5日釜山、12月7日ソウルにおいて開催される。
済州島でのレセプションでは、観光パンフレット等による静岡県のPRに加え、地酒、緑茶の提供も行った。普段ソウルで暮らしていて驚いたことの一つは、ソウルの人が緑茶をあまり飲まないことであったが、レセプション開会前から緑茶を求める人が静岡県コーナーを訪れ、終了まで人が途切れることがなかった。
済州島は韓国では全羅南道、慶尚南道と並ぶお茶の産地であることから、ソウルに比べるとお茶を飲む文化が根付いていることが感じられた。
日本から韓国にお茶を輸出するためには513%もの関税を払わなければならないため、輸出商品として紹介することは難しいが、「静岡に来れば美味しいお茶が飲める」という側面から今後もPRを図っていきたい。
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