北米駐在員報告
1999年4月 経済 駐在員 : 若梅 真樹
・米国企業番付、GMが11年連続首位
米経済誌フォーチュンは、米国主要企業について、98年の売上高を基準にランク付けした500 社番付を発表した。
自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)が1,613 億ドルで11年連続でトップの座を維持し、第2位には、前年同様にフォード・モーターが入った(売上1,444 億ドル)。
また、米国内の堅調な個人消費を反映し、小売業のウォルマート・ストアーズが順位を1つ上げてベストスリー入りしたのに対し、原油価格低迷の影響で石油のエクソンが第4位にランクを下げた。
なお、パソコン業界で世界最大手のコンパック・コンピュータが第28位(前年42位)、小売店を通さない直接販売で売上を伸ばしたデル・コンピュータが第78位(前年125 位)、コンピュータソフト最大手のマイクロソフトが第109 位(前年137 位)と順位を上げ、国際優良企業が引き続き上位を独占する一方で、コンピュータ関連のハイテク企業が大幅にランクを上げたのが目立った。
好調な経済、株高を支えるハイテク企業の面目躍如といったところか。
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