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韓国駐在員報告

2021年7月 社会・時事
駐在員 : 高橋 誠


 6月中旬から7月初めにかけて、旅行や物産関係の展示会が集中的に開催されたので、休暇も使いながら視察を行った。この中から2つの展示会を紹介する。
 まずは、ソウル国際観光博覧会(SITF)である。以前は韓国国際観光展(KOTFA)と呼ばれていた大規模な観光展だが、今年はコロナ禍の状況ゆえ、旅行会社が休職・出勤日削減などの対応中である現状から規模が小さく、今回、本県としては単独出展を見送った。自治体国際化協会(CLAIR)ソウル事務所の協力を得て、CLAIRのブースにて生わさびの食品サンプル模型を展示、韓国で今購入できる「わさび」を切り口に、静岡県の観光紹介を行った。やはりサンプル模型はブース来場者の目を最も引いたようで、静岡に関心を示した方は多かった。ただ、展示会全体としては、昨秋の開催時よりは来場者が増えたものの、やはりまだ一般来場者も業界関係者も少ない。海外勢も、台湾ブース、ASEAN ブースなどは比較的大きかったが、海外のブース自体が少ない印象だった。観光展への出展はもう少し時期を待ちつつ、観光展という場に固執せずにPRできる場を検討したい。
 いくつか視察した展示会の中で、最も来客数が多かった展示会が、ソウル国際酒類博覧会だ。会場入口には長蛇の列、中に入れば、コロナ禍とは思えないほどの活気に驚いた。ワインや日本酒、ウィスキー、クラフトビールや韓国伝統酒、ベーコンやチーズなどの食品からワイングラスまで、お酒にまつわる様々なものが販売されていた。一般来場者は有料(約2,000円)の入場券を購入し、入口で試飲用のグラスを購入(安いもので約300円)。ブースに行って試飲用のお酒をいただくのだが、コロナ禍のため、用意された複数の試飲スペースまで移動し、QRコードで試飲場の入場チェックインを毎回した後、ブースの壁に向かって飲むという仕組みが面倒であった。それでも試飲自体が楽しみの博覧会でもあるため、試飲場には当然、列ができる。県産品を販売していた出展者に聞いてみると、「韓国人はお酒が好きだから、この展示会は特別」と言う。コロナによる家飲みブームで、美味しいお酒を吟味し購入したい人々が集まったようだ。


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