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東南アジア駐在員報告

2009年4月 社会・時事
駐在員 : 長谷川 卓


シンガポール・・・家庭ではマンダリン(北京語)を話そう!

 3月17日、「家庭では、英語に代わってマンダリン(北京語)を話そう」キャンペーンが、リー顧問相から発表された。国民の約75%を占める中国系シンガポール人を対象にして30年前に始まった「ダイアレクト(中国地域語)に代わってマンダリン(北京語)を話そう」キャンペーンをさらに前進させた取組みの始まりである。
 中国系シンガポール人にとって、この国で使う言語は、少なくともダイアレクト(中国地域語)、マンダリン(北京語)、英語の三カ国語。リー顧問相は、「言語を身につけるのに最良の時期は小学校入学前までであり、この時期にマンダリン(北京語)を覚えてしまえば、母国語として自由に使いこなすことができる。英語はその後の学校教育で十分に身につけることができる。その上更にダイアレクト(中国地域語)を覚えることは時間の無駄であり、子供たちにとっては重荷にしかならない。」と従来からの自らの考えを述べ、シンガポールには世界言語として重要性を増すマンダリン(中国語)と、すでに世界言語としての地位を確立した英語を母国語として身につけさせるバイリンガル政策が今後も重要との認識を示した。
 それにしても、英語だけでもアワアワ状態の新米駐在員の筆者にとって、英語、シングリッシュ(シンガポール訛りの英語)、マンダリン(北京語)、ダイアレクト(広東語や福建語)、マレー語、タミル語、インドネシア語などをTPO(時、場所、状況)に応じて自由自在に操るシンガポール人の頭の中はどうなっているのかと探りたくなる羨ましくも恨めしい日々だ。
※参照記事:3月18日ストレイツタイムズ紙朝刊


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