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東南アジア駐在員報告
2012年3月 経済 駐在員 : 長谷川卓
2月23日〜26日、バンコク市内クィーンズシリキット国際展示場において、国際観光展示商談会、「タイ国際旅行フェア(TITF)2012」が開催された。
日本政府観光庁が主催したジャパンパビリオンには、過去最多の20団体が参加。静岡県は、3年連続で「富士箱根伊豆国際観光テーマ地区推進協議会」として、山梨県、神奈川県との共同ブースで参加した。東京、大阪、北海道と並び人気の高い富士山観光を持つ3県ブースは、個人・グループ旅行向け詳細情報を求める来場者を数多く集めた。人気の富士五湖、箱根訪問に併せて、富士山を眺めるだけでなく温泉や海産物も楽しめる伊豆地区、さらにタイ人の大好きな体験型観光としてお茶摘みやイチゴ狩り、タイでも知名度の高い自動車、楽器、二輪車メーカー等の産業観光を紹介して、中部・西部地区をPRした。
タイでは、東日本大震災・原発事故の影響は、ほぼ払しょくされたようで、訪日旅行商品の販売額は史上最高の昨年に次ぐ金額となった。
今回ジャパンパビリオン出展者数が過去最大だったことからもわかるが、アセアン最大の訪日旅行市場となったタイでは、ここ数年が訪問先定着化に向けて重要な時期となっており、3県連携によるPRを継続すべきと感じた。
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