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韓国駐在員報告

2015年10月 社会・時事
駐在員 : 松村昭宏


2015年9月18日から英国のロンドンを中心に14の都市で試合が行われているラグビー・ワールドカップ(W杯)では、どの試合も大きな注目を集めており、多くの観客が訪れている。ワールドラグビー(ラグビーの世界統括団体)のブレット・ゴスパーCEO(最高経営責任者)は「ラグビー・ワールドカップは大会の規模や経済効果などから見ると、サッカー・ワールドカップとオリンピックに続く世界で3番目に大きなスポーツイベントだ」と述べているが、韓国ではあまり知られていないというのが実状である。しかし、世界的に見ると本大会の規模も徐々に大きくなっており、2015年のイングランド大会は入場チケットだけですでに235万枚が販売され、テレビ中継は209カ国7億7200万世帯で放送される。入場チケットの販売、テレビ中継権、スポンサー収入など、今大会の収益は1兆2千億ウォン(約1,200億円)に達する見通しである。英国のファイナンシャルタイムズ紙は「今大会の経済効果は2012年のロンドン・オリンピックを上回るだろう」と予想している。これは、さまざまな種目の試合を行うために巨額の投資が必要なオリンピックとは違い、ラグビー・ワールドカップでは既存のサッカー場、陸上競技場などを活用して試合を行うことができるため、スタジアムの建設費等の費用がかさむことはなく、したがって一般的に考えられている以上の収益を上げることができるからである。次回、2019年大会の開催地は日本であり、アジアでは初めての開催で、ワールドラグビーでは日本での開催がラグビーの底辺拡大のきっかけになることを期待している。ちなみにラグビー韓国代表も1988年と2002年のアジア大会で優勝するなど、一時はアジア最強だったこともあるが、以前からラグビーにも根強い人気があり、また選手強化のため巨額の投資を惜しまない日本に、最近は実力面で圧倒されている。2015年9月現在、日本は世界ランキング11位だが、韓国は25位である。


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