東南アジア駐在員報告
2018年11月 行政 駐在員 : 竹田 敏彦
日本の大学、日本語教育機関等に在籍する外国人留学生数は、約27万人(平成29年度外国人留学生在籍状況調査)。出身国(地域)別留学生数では中国が第一位で、その後、ベトナム、ネパール、韓国、台湾、インドネシアが続く。アジアの幅広い国々の学生が日本で学んでいることがわかる。
約5,500名の学生が日本で勉強するインドネシアで、9月下旬に開催された日本留学フェアにおいて、静岡県(県立大学)及び静岡大学の活動をサポートした。
会場のジャカルタ中心部のコンベンションセンターには、約80の大学、専門学校等がブース出展。ホール内は多くのインドネシア人高校生や大学生、付き添いの親が熱心にブースを回る大混雑の状況であった。
静岡県から出展した2ブースについても、都市部の有名大学に引けを取らず、日本・静岡への留学に興味を持つ学生が一日中途切れることなく訪れ、担当者は昼食を取る暇もないほどであった。
学生たちからの質問は、学習内容に加えて、奨学金など経済的なサポートに関するものが多い。また、英語のプログラムを持つ大学は総じて人気が高いようだった。
今回、改めて高い潜在性が確認できた静岡県への留学生の受入促進について、今後も東南アジアからサポートを継続する。
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