東南アジア駐在員報告
2018年7月 経済 駐在員 : 竹田 敏彦
友好関係にあるインドネシア・西ジャワ州政府からの招待を受けて、5月中旬に同州バンドン市で開催されたコーヒー・ティー・フェスティバルへ2日間、静岡県ブースを出展した。ブースでは、インドネシアに販売網を持つ県内製茶企業と共に静岡観光・静岡茶をPRした。
イベント会場には、コーヒー・茶の一大産地である西ジャワ州の事業者を中心に50ブースが出展。ステージではインドネシアの有名歌手のコンサートが行われるなど夜遅くまで多くの人でにぎわった。
日本に対する関心の高さもあり、弊所のブースは混雑時には行列ができるなど、多くの方に訪問いただいた。来場者からは、「未来のテクノロジーを持つ日本に行ってみたい」、「静岡茶は、インドネシアの緑茶よりも香りがよく、すっきりしている」など多くの好意的な感想をいただいた。残念ながら、値段が当地のお茶(主に紅茶)と比べると高価であり、すぐに販売に結び付く状況ではなかったが、潜在市場、またマーケティングなどの分野でのコラボレーターとして、日本一のお茶所である静岡県とインドネシア一のお茶所である西ジャワ州との親和性が高いことを確信した。
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