令和6年度 記者提供資料
( 資料提供 )
初めてガス溶接技能講習修了試験をポルトガル語・英語版で実施します。
〜初めて、ガス溶接技能講習修了試験を日系人向けにポルトガル語版と英語版で実施します〜
1 ガス溶接技能講習の概要
労働安全衛生法第76条に定められた技能講習の1つであり、学科講習8時間、実技講習5時間を受講し、修了試験に合格すれば、同技能講習修了証が交付されます。
また、ガス溶接技能講習を修了した者のみが、ガス溶接や溶断作業に就くことができます。
本校は、静岡労働局の登録講習機関として、同講習を実施しています。
<浜松技術専門校在職者訓練案内>
URL:https://hamamatsu-tech.ac.jp/R6zaishoku.html
コース名 | 内容 | 定員 | 日数 |
ガス溶接技能講習 | 労働安全衛生法に基づく取扱い資格取得講習 <7月3日> ・可燃性ガス及び酸素に関する知識 ・設備の構造及び取扱いの方法に関する知識 <7月4日> ・関係法令、修了試験(9:55〜10:55) ・実技講習 ガス溶接の業務のために使用する設備の取扱い(11:00〜17:05) | 20人 | 2日間 |
2 ガス溶接技能講習修了試験問題の多言語での実施の経緯
溶接関係の仕事に就くため、本校の職業訓練を希望する日系人からの相談は多く、修了試験問題に平仮名のルビ付きを使用する配慮をしてきたが、設問の意味を理解するのに時間がかかり、合格に至ることは少なかった。
そのため、昨年度、県多文化共生課の協力を得て、ポルトガル語版と英語版の試験問題を作成した。
この度、ガス溶接技能講習(7月3日、4日)の受講申込みにおいて、日系人2名から、それぞれポルトガル語版と英語版の試験問題の希望があり、今回、初めて、多言語による修了試験を実施する。
3 翻訳について
日系人が日本で仕事をする以上、少なくとも専門用語は日本語で覚えてもらう必要があるため、ガス溶接技能講習では、別途、ポルトガル語と日本語の用語集を配布することとし、あえて、専門用語は翻訳せず使用している。
例)不燃性ガス(ふねんせいがす)、酸素(さんそ)、吹管(すいかん)等
4 今後の展開
溶接関係の仕事に就くことを希望する日系人の方々に、積極的に本校の職業訓練を受講してもらうため、SNSなどを通し、引き続き、周知に努める。
5 取材の申し込みについて
当日、取材していただける場合は、7月2日(火)17時までに本校担当者
(長谷川、安川)まで御連絡ください。TEL 053-462-5602
■ 添付資料
初めてガス溶接技能講習修了試験をポルトガル語・英語版で実施します。:( 181KB )
![](http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha.nsf/spacer.gif)
提供日:2024年6月27日
担 当:経済産業部 浜松技術専門校訓練課
連絡先:浜松技術専門校 訓練課 機械班 長谷川 TEL 053-462-5602
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