令和8年度 記者提供資料


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( 資料提供 )

【県内初確認】葉しょうがの病害「ショウガ褐色しみ病」

【県内初確認】
葉しょうがの病害「ショウガ褐色しみ病」


●要旨
 県内で初めて、「ショウガ褐色しみ病」の発生が確認されました。今後、本病の発生及び被害の拡大が懸念されるため、令和8年度病害虫発生予察特殊報第1号を発表し、生産者に対して注意喚起を行いました。

●概要
 病害虫名  ショウガ褐色しみ病
  病原菌    Musidium stromaticum (W.Gams & R.H.Stover) Giraldo Lopez & Crous

2 発生作物  葉しょうが(ショウガ科)

3 発生経過
(1)県中部の葉しょうが産地において、以前から収穫時に根茎表面の着色、へこみ等の症状により、生産物の廃棄や、商品価値が低下する事例が発生していました。
(2)当該の根茎から、静岡県農林技術研究所で菌の分離、観察、接種を行ったところ、ショウガ褐色しみ病菌と形態の特徴が類似し、ショウガ根茎切片に腐敗性を示す糸状菌が分離されました。
(3)分離菌を農林水産省名古屋植物防疫所に同定依頼したところ、形態観察、病原性試験、塩基配列解析により、Musidium stromaticumと同定した旨の連絡がありました。したがって、本症状は本県未発生のショウガ褐色しみ病と診断されたことから、病害虫発生予察特殊報第1号を発表しました。

4 発生状況
 本病は、令和元年に高知県で初めて発生が確認され、その後、和歌山県、岡山県で発生が報告されています。

5 病徴
(1)ショウガの根茎表面に、褐色で円形〜不整形の病斑が形成されます。当県の葉しょうがでは、根茎のへこみや裂開症状からも同菌が高率で分離されています。
(2)地上部の症状はほとんど認められない場合が多いです。

6 発生生態
 種根茎による病原の持ち込みや、土壌伝染が疑われます。

7  防除対策
(1)本ぽ、種根茎ほ場ともに健全な種根茎の確保に努めましょう。
(2)本ぽ、種根茎ほ場ともに定植前に土壌消毒を実施してください。
(3)本症状が確認されたほ場で用いた機材は、洗浄、消毒し、健全ほ場への病原の持込みを防止しましょう。

8 特殊報の提供先
 農協等の指導機関に提供するとともに、病害虫防除所ホームページで情報を公開します。
 

9 情報の問合せ先
 病害虫防除所 電話 0538-36-1543

■ 添付資料

【県内初確認】葉しょうがの病害「ショウガ褐色しみ病」:【県内初確認】葉しょうがの病害「ショウガ褐色しみ病」( 141KB )

令和8年度病害虫発生予察特殊報第1号():令和8年度病害虫発生予察特殊報第1号( 331KB )


提供日:2026年8月31日
担 当:経済産業部 農林技術研究所病害虫防除所
連絡先: TEL 0538-36-1543

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