子宮頸がんなどの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐHPVワクチンの定期接種については、令和7年3月末日まで公費負担による接種(キャッチアップ接種)を行っています。
これに伴い、今年度に17歳から27歳を迎える方は、キャッチアップ接種の対象です。希望される方は、令和6年9月までに初回接種を開始する必要があります。
HPVワクチンを導入している世界各国(イギリス・スウェーデン・デンマーク等々)では、導入後に子宮頸がんの発生が減少したという結果が出ています。
日本でも、HPVワクチン接種は、HPV感染と関連した子宮頸部異形成の再発リスクを低減させる可能性が示唆されています。厚生労働省の調査で、接種対象者の4割がHPVワクチンについて「知らない」と答え、「キャッチアップ接種」半数が知らないと答えています。接種を希望する方が接種できるように、HPVワクチンキャッチアップ接種について知っていただく機会として、広く周知をしたい。 |